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2026.07.10

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脳梗塞後の歩行障害はどう改善を目指す?装具・リハビリ・鍼灸(YNSA 山元式新頭鍼療法)の考え方

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脳梗塞の後遺症として、歩行の障害に悩まれる方はとても多いです。
「足が前に出にくい」「つまずきやすい」「身体が傾く」「ふらつく」「装具がないと歩くのが不安」など、歩行に関する悩みは日常生活や外出への自信に大きく影響します。

退院後、家の中は何とか歩けても、外に出ると不安が強くなる方もいます。
また、歩けるようになったように見えても、実際には無理をしながら歩いていて疲れやすかったり、転倒のリスクが高かったりすることもあります。

当院は、装具無しで歩けることを目標にしています。

事例動画はこちら

脳梗塞後に歩きにくくなる理由

脳梗塞による歩行障害は、単に足の筋力が落ちたから起こるわけではありません。
脳から足へ送られる命令がうまく伝わらなくなることで、さまざまな問題が起こります。

たとえば、

  • 足首が上がりにくくなる
  • 膝がうまく曲がらない、伸びない
  • 股関節の動きがぎこちなくなる
  • 麻痺側に体重を乗せにくい
  • バランスが取りにくい
  • 感覚が鈍くなり、足の位置が分かりにくい

その結果、つま先が引っかかる、歩幅が小さくなる、麻痺側をかばって身体が傾く、疲れやすいといった状態につながります。

歩行障害でよくあるお悩み

脳梗塞後の歩行障害では、次のようなお悩みがよくみられます。

  • 歩くときに足を引きずる
  • つま先が上がらずつまずく
  • 装具がないと怖くて歩けない
  • 杖を使っても長く歩けない
  • 麻痺側に体重をかけるのが怖い
  • 歩くと身体が左右に揺れる
  • 外出や買い物が不安になった
  • 転倒が心配で活動量が減った

歩行は、移動だけでなく、その人らしい生活に直結する大切な機能です。
歩くことへの不安が強くなると、外出や人との交流が減り、生活全体の質にも影響します。

当院の方針は、階段を使った歩行指導などを行っています。
事例動画はこちら

装具は悪いものではない

「できれば装具なしで歩けるようになりたい」と思う方は多いですが、まず大切なのは、今の身体に合った安全な歩行を確保することです。
装具は、足首の位置を安定させたり、つまずきを防いだりするために大切な役割を果たします。

無理に装具を外すことが良いわけではなく、今の状態に合った使い方をしながら、必要に応じて見直していくことが大切です。
リハビリの中で身体の使い方が変わってくると、装具の種類や頼り方が変わる可能性もあります。

歩行障害に対するリハビリの考え方

脳梗塞後の歩行障害に対するリハビリでは、単に歩く練習を繰り返すだけでなく、歩きに必要な要素を分けて考えることが重要です。

たとえば、

  • 立位バランス
  • 麻痺側への荷重
  • 股関節、膝、足首の動き
  • 体幹の安定
  • 歩幅や歩行リズム
  • 疲れにくい身体の使い方

これらを整えながら、少しずつ歩行の質を高めていきます。
また、歩行は足だけでなく、体幹や腕の振り、視線の位置など全身の連動も大切です。
そのため、「足だけの問題」として考えないことがポイントです。

鍼灸は歩行障害にどう役立つのか

脳梗塞後の歩行障害では、筋肉の緊張、関節の動かしにくさ、バランスの崩れなどが複雑に重なっています。
こうした状態に対して、鍼灸をひとつの選択肢として取り入れる方もいます。

鍼灸では、筋肉の緊張や身体の反応をみながら刺激を入れていくことで、動きやすさの変化を目指します。
たとえば、足のこわばりが少しやわらぐ、体重を乗せやすくなる、身体の傾きが変わるなど、歩行に関係する反応がみられることがあります。

YNSA(山元式新頭鍼療法)という考え方

当院では、脳梗塞後の歩行障害に対して、YNSA(山元式新頭鍼療法)を取り入れています。
YNSA(山元式新頭鍼療法)は頭部の反応点をみながら施術を行う方法で、一般的な体への鍼灸とは少し異なる視点から身体の変化をみていきます。

頭に鍼をするというと不安に感じるかもしれませんが、頭皮の表面にあるポイントへごく細い鍼で刺激を入れていく方法です。
歩行障害は、足や筋肉だけの問題ではなく、脳からの命令の伝わり方や身体全体の使い方が関わるため、頭部からのアプローチを取り入れることに意味があると考えています。

どんな変化を目指すのか

歩行障害に対する施術やリハビリでは、「きれいに歩けるようになる」ことだけを目標にするのではなく、日常生活での安心や自信につながる変化を大切にしています。

たとえば、

  • 足が前に出しやすくなる
  • つま先の引っかかりが減る
  • 立ち上がりがしやすくなる
  • 身体の傾きが軽くなる
  • 歩くときの怖さが少し減る
  • 装具や杖への頼り方に変化が出る可能性がある
  • 外出への不安が軽くなる

このような変化は、歩行だけでなく生活全体の質にも関わってきます。

当院が大切にしているのは、施術だけで終わらせないこと

歩行障害のお悩みでご相談に来られる方の中には、
「リハビリを続けてきたけれど、歩き方に大きな変化を感じられない」
「装具をつけて歩いているが、このままでいいのか分からない」
「退院時に『もうこれ以上は良くならない』と言われた」
といった思いを抱えている方も少なくありません。

当院では、YNSA(山元式新頭鍼療法)による鍼灸施術だけでなく、歩行の状態や身体の動かし方も確認しながら、必要に応じて日常生活の中で意識したいことや、無理のない範囲でのリハビリ的なアドバイスも行っています。

一般的な鍼灸院では、施術が中心となることもありますが、当院では施術後の身体の使い方まで含めて考えることを大切にしています。
そのため、「鍼を受けるだけで終わらず、歩き方についても相談できて安心した」と感じられる方もいらっしゃいます。

まとめ

脳梗塞後の歩行障害は、足だけの問題ではなく、脳からの命令、筋肉の緊張、バランス、身体全体の使い方などが関わる複雑な症状です。
だからこそ、装具やリハビリを含めて総合的に考え、その中で自分に合った方法を見つけていくことが大切です。

当院では、病院での治療やリハビリを大切にしながら、YNSA(山元式新頭鍼療法)という方法で今の身体の反応を丁寧にみていきます。
脳梗塞後の歩行障害、装具への不安、外出のしづらさなどでお悩みの方は、どうぞ一度ご相談ください。